(セ・リーグ、巨人1-1ヤクルト=延長十二回規定により引き分け、22回戦、ヤクルト11勝10敗1分、12日、東京D) 若松 「巨人としては、九回で勝ちきりたい試合だった。抑えで起用した山口俊は、戸惑いが感じられた。横浜、DeNAで守護神を務めていたときは、気持ちを前面に押し出して投げていたけど、この日は先発投手の立ち上がりのよう。試合にすっと入っていけなかった。感覚を取り戻すには、もう少し場数を踏まないといけない」 真中 「過去に実績があるとはいえ、急遽(きゅうきょ)抑えを任された難しさがあったと思います。でも、ブルペンが苦しい中、クライマックスシリーズ(CS)をにらんだ場合、誰かが出てこないといけない。その点で畠は収穫でした。強い真っすぐと、空振りを取れるフォークがある」 若松 「投げっぷりがいいし、カットボールに自信を持っているようだ。抑えを任せてもいいかもしれない」 真中 「一方、ヤクルトにとっては大きな引き分けでした。抑えの石山に2イニングを任せたように、執念が見えました。ブキャナンが好投したのも収穫です」 若松 「前回(6日)は力勝負にいって、中日に打ち込まれたけど、この日は冷静に低めにボールを集めてゴロを打たせる本来の投球だった。安心してみていられた」 真中 「小川、原に加えてブキャナン。信頼できる先発投手が3人になったのは今後に向けて朗報ですね。ブルペン陣も状態がいい。2位争いは、ヤクルトが有利だと思います」試合結果へ
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